スポーツ医学教授によるトレーニングマスク測定報告書

先日、スポーツ医学の教授、田中喜代次先生(日本メディカルフィットネス研究会会長)の研究所にお邪魔し、トレーニングマスクの測定を実施し、動画をご紹介しましたが、詳細な測定報告書が完成しましたので概要をご紹介します。

動画は以下リンクよりご覧ください

トレーニングマスク装着によって期待される効果とは

トレーニングマスク装着によって期待される効果を以下の方法で測定しました。

トレーニングマスクを装着した状態で「自転車負荷テスト」「昇降テスト」を実施。

 

測定項目

①基本情報:身長,体重,年齢,スポーツ歴,運動習慣

②RPE:運動中1分毎(全身,呼吸,脚)

③心拍数:運動中1分毎(心電図)

④質問紙:二次元気分尺度 使用した感想等に関するアンケート

 

各測定結果

 

 

測定結果として次のような効果が考えられます。

【コメント】アメリカでもトレーニングマスクはウォーミングアップなどに使われる事が多いのですが、交感神経系を刺激する事により、トレーニング前のテンションを素早く上げる役割を果たしているのかもしれません。心拍数が上昇しているという事は、消費カロリー(エネルギー代謝)も増えていると考えられるそうです。(動画参照)

測定後、各対象者に使用した感想を聞いてみました。

各対象者のアンケート結果は下記の通りとなります。

実験対象者10名中9名が短期利用による持久力や呼吸筋などの向上が見込めるのではないかと実感しています。

 

実験対象者10名中8名が長期の利用による、持久力や呼吸筋などの向上が見込めるのではないかと実感しています。

 

田中喜代次 先生: 筑波大学筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ医学専攻 教授、日本体力医学会理事、日本健康支援学会理事長、日本メディカルフィットネス研究会会長、日本肥満学会理事、日本肥満治療学会理事、日本教育医学会理事

 

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