トレーニングマスクを使ってサイクリングの技能を向上させる

 

サイクリングトレーニングは、主に運動と疲労閾値の2点を改善することを目的としています。

運動と疲労閾値には関連性があり、サイクリング全体の技能とサイクリングの世界でいう「フォーム」を決定づけています。

フォームとは、まさに運動と疲労レベルの間の違いです。

つまり、休憩時間を十分取った後なら、疲労レベルはかなり低くなります。

通常は、運動レベルが上がれば上がるほど、運動と疲労との間に「差」が生じるはずです。

サイクリングの世界では、それはフォームが良いことを意味します。

ご承知の通り、サイクリングは耐久スポーツなので、疲労閾値への耐性が運動能力を決定づけます。

あなたは運動レベルを上げると同時に疲労レベルにも目を光らせていたいはずです。

これは、過剰トレーニングの考え方と非常に似ています。

体力向上のためトレーニングを積めば積むほど、疲労は蓄積されるでしょう。

体を休ませないと、疲労はやがて運動レベルに近づきます。

この時点で、トレーニングは中断せざるを得なくなり、それ以上体力の向上は望めません。

運動レベルは以前より改善されるかもしれませんが、疲労ははるかに増え、それまでのトレーニングが無駄になってしまいます。

トレーニングマスクを取り入れることは、こうした問題を解決する次善策となるのです。

それは、体が疲労に対するより良い対処法を身に付けながら持久力を付け、最終的には運動レベルを向上させるからです。

トレーニングマスクはフォームの改善にいいか?

 

もし運動レベルと疲労レベルの間の差を増やすことがあなたの最大の関心事なら、運動レベルを向上させるため、トレーニングマスクに何ができるでしょう?

トレーニングマスクが非常に効果的である最大の理由は、同じ時間でより多くの運動ができることです。

運動をしている時間、疲労も同様に蓄積されますが、その度合いは運動レベルに近づくほど高くはありません。

トレーニングマスクを使うことで、低い、もしくは中程度の強さで自転車をこいでいる間、呼吸器系は鍛えられ、効率のいい呼吸や酸素の活用ができるようになります。

つまり、必要以上にトレーニングしても、より高い運動レベルを確保できるというわけです。

トレーニングマスクを使ってトレーニングすると、トレーニングとトレーニングの間の回復時間が改善されます。

これは、はるかに効率の良い方法で取り込む酸素を利用することで、自転車をこぐたびに回復時間が短縮されることを意味します。

これにより、ハードなトレーニングにも耐えられ、体力の増進が図れるのです。

再度トレーニングする必要に迫られる頃には、疲労レベルは通常、トレーニングマスクを使わない場合より低いレベルになっているでしょう。

回復の時間を取るまでもなく、疲労に見舞われずに5週間続けてトレーニングすることができるとしたらどうなるか、想像してみてください。

トレーニングマスクを使っていないアスリートの大半は、通常3週間続けてトレーニングすると、疲労レベルが運動レベルに追い付くのです。

トレーニングマスクのサイクリングへの利用法

 

手っ取り早いトレーニングを探して、あなたはトレーニングマスクをサイクリングに利用しようとしているのでは?

まずは、トレーニングマスクを使わずに、最大10分から15分間の準備運動(あるいは、非常に軽い空気抵抗設定でトレーニングマスクを使うこと)から始めましょう。

次に、十分間隔を置いて、トレーニングマスクを中程度の抵抗レベルに設定し、30秒間ほど懸命にペダルをこぎます。これは平坦地で行うといいでしょう。

それから、トレーニングマスクを着けたまま、1~2分間ほどゆっくりペダルをこいでください。

トレーニングマスクを外さずに、これを4~6セット繰り返します

負荷が強すぎると感じたら、空気抵抗設定を下げ、トレーニングを続けましょう。

体がトレーニングになじめば、呼吸抵抗レベルを再び上げることができます。

いったんトレーニングをやり終えたら、最低5~10分間は必ずクールダウンしましょう。

この時点で、トレーニングマスクを外しても構いません。

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