毛嫌いする人など気にしない―トレーニングマスク2.0の性能は科学が立証済み

もしあなたがフィットネスに縁遠いとしても、トレーニングマスクの有効性について、インターネット上に間違った口コミ情報があふれているのは、たぶん、すでにご存じでしょう。

呼吸に関するトレーニング現象が幅を利かせ始めた途端、これを毛嫌いする人たちが、トレーニングマスクのことを悪く言い出したのです。

実際には、トレーニングマスクは、肺に入る空気フローを制限するため、トレーニングに取り入れることができる器具なのです。

それゆえ、力や持久力の獲得に寄与する呼吸器系を鍛える器具に分類されています。そう聞くと、これは単なる見た目がかっこいいモノに過ぎないのでしょうか?それとも、実際効果があるものなのでしょうか?

この記事で、我々はトレーニングマスク2.0をアスリートに実験的に使用した、ある大学による研究結果を示すつもりです。

科学的成果

初めは憶測が蔓延していたにもかかわらず、今は、トレーニングマスクがアスリートの運動能力を向上させるかどうかという質問に答えようとする、実際の科学的研究が存在しています。

ACE(米国運動協議会)の評議員はある研究を行い、トレーニングマスクがアスリートの有酸素運動を支える極めて重要な指標を改善することを証明しました。
(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27274679)

トレーニングマスクを使うことで、運動閾値の強さの出力を実際に改善できるというのです。

これは、日々のトレーニングに常時トレーニングマスクを取り入れることで、耐久力と持久力の両方を(その気があればスタミナも)改善できることを意味します。

これは、トレーニングを通常よりハードなものにするトレーニングマスクの様々な空気抵抗設定を用い、空気フローを制限することで達成されます。

つまり、1800mの高地で走っているのと全く同じ効果は得られないまでも、トレーニングマスクが運動能力を真に向上させることが科学的研究によって裏付けられたのです。

たとえこれが、トレーニングマスクに関する最も考えられた完璧な研究の1つであったとしても、トレーニングマスクの中程度から軽い使用についてのみの結果ですが、それでも運動能力が向上したのは確かです。

研究に参加した被験者は、トレーニングマスクを週2回30分間使用しました。

つまり、一週間の間に、彼らがトレーニングマスクを着けてトレーニングをしたのはわずか丸1時間だけで、多くのアスリートよりもずっと短時間の使用です。

この研究は、全体で24人の男女から成るアスリートを2つのグループに分けて行われました。

一方は、通常のトレーニンググループ(対照群)で、もう一方は、トレーニングマスクを使用したグループです。

研究期間は6週間で、被験者は屋内で負荷の高いサイクリングトレーニングを実施しました。

研究全体の目的は、トレーニングマスクがアスリートの呼吸容量や有酸素容量に効果を発揮するかどうかについて、どう判断すればいいのかということです。

端的に言えば、研究の結果、トレーニング中のトレーニングマスク使用により、測定可能な6つの要因のうち4つが対照群と比べ大幅に増加したということでした。

こうした測定可能な要因は、呼吸運動能力のみならず発達中のスタミナに直接影響を与えます。

トレーニングマスクの使い方

上記に述べた研究結果から、週1時間トレーニングマスクを使うだけで、極めて重要な呼吸の測定基準に関して、約15%その機能を向上させられることが分かりました。

我々は、これが氷山の一角に過ぎないと考えています。

トレーニングマスクを週1時間使うのではなく、1トレーニングおきにトレーニングマスクを使いましょう。

いや、むしろ、自分自身にもっと負荷を与えたいなら、すべてのトレーニングに使うべきです。

厳しい集中トレーニングを日々行うことで、持久力に飛躍的な向上が見られることでしょう。

この具体的な研究では、トレーニングマスクの負荷強度の設定による違いがあまり理解されていませんでした。

しかしながら、ウエイトトレーニングのように、絶えず負荷を増やすことで、引き続き筋肉は増強します。

だから、トレーニングマスクにも同じような効果があるのです。

初めは低めの負荷強度を選んでトレーニングマスクを使い、徐々に呼吸抵抗訓練に対する耐性を獲得してください。

一旦最初の負荷に慣れれば、一つレベルを上げて同じように慣れるまで続けましょう。

こうした積極的なアプローチで、重量を重ねるのと同様抵抗を重ねれば、呼吸に関する能力やひいてはコンディションまで向上する可能性があります。

トレーニングマスクの賢い使い方は、トレーニングによって負荷強度設定を変えることです。

最も困難なHIIT(高強度インターバルトレーニング)をしているときに、非常に高い負荷設定を用いるなど、ばかげています。

しかしながら、ゆっくりしたペースで有酸素運動や他の低強度運動を行っているときに、より難しい負荷設定を用いることは可能でしょう。

さらなる効果を求めて、自由に積極的な過負荷アプローチを使ってください。

結論

他の人々がどう思うかはともかく、トレーニングマスクが役に立つことだけは間違いありません。

どこにでも否定的なものの見方をする人はいるでしょうが、科学は今、トレーニングマスクを支持しています。

結局は、トレーニングマスクが運動能力をいかに上げるか理解するには、常識を働かせるしかないでしょう。

あなたがどんなスポーツに取り組んでいようと、呼吸法や耐久性を改善することは、スタミナや有酸素運動能力を向上させることと関連しています。

アスリートが集中してトレーニングをした後、一息入れる必要性を感じるとすれば、それは呼吸運動能力が低いからなのです。

ダッシュしている際、呼吸が早くなるのもそれが原因です。

呼吸容量とスタミナとの間には直接的な関係があるのです。

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