休憩中にトレーニングマスク!?クロスフィット創始者のブライアン・マッケンジーはいかにトレーニングマスクを利用する?

ブライアン・マッケンジーはクロスフィット耐久(CFE)の創始者で、絶えず持久力や体力、トレーニングの枠組みを刷新する世界有数の体力とトレーニングを誇る専門家です。

そのトレーニングプログラムは、高地トレーニングや減圧トレーニングが中心で、研究はもう10年以上続いています。

ブライアンは様々なスポーツの数多いアスリートと仕事をし、経験も豊富なためトレーニングマスクが広くスポーツのためにできることを共に概観するのにうってつけの人物と言えます。

この動画による特集でブライアンが提案するのは、トレーニングするアスリートの回復時間を増やすのに、トレーニングマスクを取り入れる独自のやり方です。

「高地ばかりが減圧トレーニングではないんです。速く、多く呼吸できないという『ストレス』に対処するための身体機能に関わる話なのですよ」

トレーニングマスクには、ある意味少し高地トレーニングに似た効果があります。

つまり、このマスクは空気を取り込める量を制限し、激しい運動の後、好きなだけ早く呼吸するわけにはいかなくするのです。

そうすることで、アスリートは空気抵抗状態の下、トレーニングをはるかに心地よく感じやすくなり、負荷の大きいトレーニング中に感じる息切れ感(激しいストレス)に対する耐性が高まります。

「大半は精神的なものですが、肉体的なものでもあるのです。横隔膜は実際筋肉ですが、肋間筋もまた筋肉で、こうした筋肉が肺の発達に果たす役割は大きいと言えます」

肺活量は、横隔膜と呼吸筋の強さによって大部分決まります。

横隔膜が強いと収縮効率が上がり、肺が膨張し空気を満たすスペースが増えます。

こうして、より深い、抑制の利いた呼吸が可能になるのです。

「アスリートにいかに低酸素状態に対応し、呼吸やこうした低酸素量によるペーシングを制御するかが、プレーする際の大きな一部になっていることを分からせるのです」

これは、ブライアン・マッケンジーが、クロスフィットからアメフト、総合格闘技、サーフィン、サッカーなどに至る様々なスポーツのアスリートを育成している間に経験したことです。

トレーニングマスクのおかげで、やっているスポーツにかかわらず付加価値が得られるのです。

こういうわけで、ブライアンはともにトレーニングに取り組んでいる多くのアスリートたちにトレーニングマスクを着用させているのです。

「トレーニング中のアスリートから100%を引き出すことが最高の目標なので、我々は彼らをマスクに適応させ、体力が大きく好転するタイミングをとらえます。

しかし、この時点でアスリートの回復時間はそれほど速くないため、トレーニングマスクを回復時に着用させるのは、急激な変化がアスリートに見られるようになったときです」

ブライアンのやり方が素晴らしいのは、それが、今他の誰もがしているやり方とは全く違いブライアンが実際の成果も得ているからだと言えます。

つまり、実際の運動中アスリートにトレーニングマスクを着用させるのではなく、アスリートは途中休憩している間にマスクを使っているのです。

そうすることで、彼らは必ずしもトレーニングを制限するのではなく、回復プロトコルを制限していると言えます。

この種のトレーニングの結果、ブライアンはトレーニングマスクを使用し始めてからわずか2週間で、すべてのアスリートの回復がはるかに早まったことに気付き出したと言います。

そして当然、空気抵抗が全くかからない通常の環境でトレーニングした場合、回復にかかる時間はさらに早まるでしょう。

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